小田急百貨店新宿店に続き、京王百貨店の駅ビルの超高層ビル・再開発計画が始まります。
隣接する小田急百貨店新宿店が2022年9月に営業を終え、2029年度に約260mの超高層ビルに建て替えることになりましたが、同じ新宿駅西口の西南口にあたる「京王百貨店」も建替えを行うことになりました。
現在京王百貨店とルミネ1が建っている場所に「地上19階:高さ110m」の高層ビル、甲州街道を渡り南側には「地上37階の225m」の超高層ビルを建設する計画となります。
南側の超高層ビルの34階には「新宿テラス」として新宿の街を見渡せるテラスを設置し、完成は「2028年度」を予定としています。
新宿駅周辺は建物の老朽化が懸念されている中小オフィスビルが多く、今後の新宿の街の発展のために、大規模な再開発計画が数多く存在します。
これからも新宿の街:特に西口側の開発・再開発・超高層ビル建設が注目をされ、オフィス需要なども今後も新宿駅周辺は衰えることなく増えていくと予想されています。
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京王百貨店建て替え・超高層ビル化:新宿駅西南口地区再開発 概要

新宿駅東口に繋がる通路を新宿駅直上に建設される予定です。
計画名 | 都市再生特別地区(新宿駅西南口地区)都市計画 |
計画地の位置 | 東京都新宿区西新宿1丁目および渋谷区代々木2丁目各地 |
事業主 | JR東日本・京王電鉄 |
街区 | 北街区(京王百貨店:ルミネ1)地上19階地下3階:高さ約110m 南街区(甲州街道南地区)地上37階・地下6階:高さ約225m |
敷地面積 | 北街区:約10,000㎡ 南街区:約6,300㎡ |
延べ面積 | 北街区:約141,500㎡ 南街区:約150,000㎡ |
南地区完成予定 | 2028年度予定 |
京王百貨店建て替え含む全体竣工時期 | 2040年代 |
2022年4月7日の素案では都市再生特別地区(新宿駅西南口地区)都市計画の概要では、現在の京王百貨店・ルミネ1・甲州街道を渡りすぐの雑居ビルの地域が対象となります。
甲州街道南側地区は、隣にJR東日本の本社ビルがある地域まで計画範囲があり、小田急百貨店の再開発事業と同等に大規模な計画となります。
新宿駅西口北街区(京王百貨店・ルミネ新宿 ルミネ1)の完成は2040年代
新宿駅北街区全体の完成は「2040年代」とずいぶん先の印象があります。
この地区は「京王百貨店新宿店、ルミネ新宿 ルミネ1」があり、これらのビルの解体作業と解体後の同じ場所に新築の駅ビルを建設する計画です。
JR・小田急・京王・各地下鉄の新宿駅の電車運行を通常通りに行いながら、駅ビルの解体作業・新築の超高層ビルを建設する内容の工事のため、難工事が予想され2040年代の開業を見込んでいます。
新宿駅南街区は一足早く「2028年度」の開業予定
JR東日本のビルを含んだ甲州街道地域の再開発は京王百貨店の建て替えよりも早く「2028年度」に完成される予定となります。
この地域は現状雑居ビルが多く立ち並ぶ地域となり、老朽化が進むビルが目立ちます。
南街区は解体作業は京王百貨店やルミネ新宿より早く取り掛かることができると計画されており、その分開業予定時期も早めに設定されています。
北街区・南街区の開業時には、甲州街道上空には京王百貨店と甲州街道南の超高層ビルを繋ぐ動線が確保され、車道を通らなくても歩行者は甲州街道の南北を移動できるようになります。
新宿駅と新宿駅周辺との回遊性を高める
新宿駅は巨大なターミナル駅であり、利用者数も世界最大の駅であることから、非常にわかりにくいと言われ「新宿ダンジョン」と言われることもあります。
新宿駅西口・西南口の再開発が行われることで、わかりやすく移動がしやすい新宿の街を作ります。
人の流れの回遊性を高め、多くの人が集まる新宿に人のスムーズな流れを生みます。


新宿駅西口エリアとは違う「観光拠点」としての顔
小田急百貨店建替えの新宿駅西口再開発は「ビジネス中心」のオフィスビルなどの創出でしたが、新宿駅西南口・京王百貨店の再開発は「観光拠点の整備」をJR東日本は掲げています。
観光情報発信や宿泊施設の整備など、西口の再開発とは違うコンセプトで行います。
同じ新宿駅の西側の地域となりますが、棲み分けを行うことで多くの人の流入を行う考えです。
新型コロナウイルスの影響で、海外からの訪日が落ち着いている現状がありますが、このコロナ禍の状態が解消された際を既に備えて新宿駅西口全体の再開発が始まっています。
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東京都内大規模再開発・都市開発計画
東京都内では東京23区都心部を中心に大規模再開発・都市開発が各地で行われております。
東京駅前・港区前行き・新宿駅周辺・渋谷駅周辺・品川駅・高輪ゲートウェイなど、東京の大ターミナル駅の周囲を中心に新しい街づくりが開始されています。
新宿駅周辺は特に複数の超高層ビル計画・建設が同時に行われており、数年以内に街並みの変化、不動産投資、オフィス需要が今後も増える地域になります。