名古屋市・瑞穂公園陸上競技場整備等事業:2026年夏季アジア大会メイン会場整備

瑞穂公園陸上競技場整備事業は、愛知県名古屋市瑞穂区で行われている「瑞穂陸上競技場」一帯の大規模再開発・再整備計画です。

瑞穂公園陸上競技場は名古屋市内で最も有名な陸上競技場であり、名古屋市内で行われる陸上大会やサッカーJリーグ「名古屋グランパスエイト」の本拠地のひとつとして長年使用されてきましたが、老朽化の課題と建物規模が国際基準を満たしていないことが課題の施設でした。

多くの資金が必要なため、今まで大規模な整備などはされてきませんでしたが、名古屋市が2026年の夏季アジア大会の開催地と決まり、名古屋市市街地にありアクセスの良い「瑞穂公園陸上競技場」の建て替えを中心とする一帯の整備が事業化しました。

約3万席以上の収容人数が可能なメイン競技場として整備を行い、名古屋市街地のこの競技場は最新鋭の設備が設置された新しいスタジアムとして整備されます。

名古屋市で多くのイベントが行われ、人が集う場所が増えることで経済活性化が進み、不動産投資や住まいに関する情報も今後も注目が集まります。

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愛知県名古屋市・瑞穂公園陸上競技場整備等事業

再開発・整備計画名瑞穂公園陸上競技場整備等事業
所在地愛知県名古屋市瑞穂区山下通5丁目1
アクセス名古屋市営地下鉄名城線「瑞穂運動場東駅」徒歩6分
名古屋市営地下鉄桜通線「瑞穂運動場西駅」徒歩10分
名古屋市営地下鉄名城線「新瑞橋駅」徒歩15分
工事内容広場・園路・植栽・休憩施設・遊戯施設・道路(陸上競技場東側)
建物の階数地上6階
建物の高さ地上31m
観客席数約30,000席
建築面積約26,100㎡
延べ床面積約63,500㎡
工事完了予定2025年9月予定
名古屋市瑞穂公園陸上競技場整備等事業ページより

2026年アジア大会メイン会場:老朽化した瑞穂運動場の再整備計画

新しい瑞穂陸上競技場イメージ:客席の上空には屋根が設置されます。
(名古屋市瑞穂公園陸上競技場整備等事業より)

瑞穂公園陸上競技場整備等事業は、愛知県名古屋市瑞穂区の瑞穂陸上競技場一帯周辺の再整備計画です。

瑞穂陸上競技場を含む「瑞穂公園・瑞穂運動場」は、古くから名古屋近郊の大規模陸上大会が行われる施設となり、名古屋都心からの移動の便がよく、多くのイベントに利用されてきました。

瑞穂公園陸上競技場周辺は名古屋市のスポーツ関連の施設が集まっており、名古屋市や東海地方で部活動やスポーツを行う人であれば一度は訪れたことがある施設です。

また、サッカーJリーグの名古屋グランパスエイトの本拠地のひとつとしても有名な陸上競技場でもあり、多くの人が訪れる名古屋市内のスポーツ主要施設です。

【瑞穂公園内のスポーツ施設】

  • 瑞穂陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム)
  • 瑞穂北陸上競技場(パロマ瑞穂北陸上競技場)
  • 瑞穂レクリエーション広場(パロマ瑞穂レクリエーション広場)
  • 瑞穂野球場(パロマ瑞穂野球場)
  • 瑞穂ラグビー場・練習場(パロマ瑞穂ラグビー場)
  • 瑞穂屋外プール(パロマ瑞穂屋外プール)

ほかスポーツ施設ではありませんが「名古屋市瑞穂文化小劇場」や「豊岡コミュニティセンター」などの地域コミュニティセンターなどの瑞穂公園内には設置されています。

瑞穂公園は2015年より地元名古屋市の企業「パロマ」がネーミングライツとして「パロマ瑞穂スポーツパーク」として、陸上競技場は「パロマ瑞穂スタジアム」瑞穂北陸上競技場には「パロマ北陸上競技場」として、愛称が設定されています。

しかし近年では老朽化が進んでおり、陸上競技場を含んだ瑞穂公園一帯の再整備が検討されていましたが、2026年の夏季アジア大会が名古屋で開催することが決定し、メイン会場が「瑞穂陸上競技場」となることも決定されたため、整備計画が一気に進むことになりました。

瑞穂公園・瑞穂陸上競技場の整備内容

瑞穂公園・瑞穂陸上競技場の再整備の重要事項として、施設周辺が名古屋市の閑静な住宅街であることから住宅に近いため、日常の公園利用者を妨げないような施設づくりが求められています。

主な施設周辺整備内容しては、

  • 瑞穂公園中心を流れる山崎川上空を通る歩道の整備(瑞穂陸上競技場とレクリエーション広場を繋ぐ歩道)
  • レクリエーション広場から北陸上競技場への歩道整備
  • 最寄駅:名古屋市営地下鉄名城線「瑞穂運動場東駅」からのスロープ通路の設置
  • 乗り換え駅となる「名古屋市営地下鉄名城線・桜通線:新瑞橋駅」からの観客誘導通路整備

アジア競技大会とは?

アジア競技大会(アジア大会)は、アジア版のオリンピックとも言われる大会です。

オリンピック同様に「4年に1度」の開催となり、アジア・オリンピック評議会(OCA)が主催するアジアの45の国と地域が参加をします。

歴史は意外と古く第2時世界大戦後の1951年にアジア諸国の絆をスポーツを通じて取り戻すことをテーマに日本を含む11ヶ国が参加を行い、第1回大会をインド:ニューデリーで開催をしたところから歴史が始まっています。

次回2026アジア競技大会は「日本:愛知県名古屋市」で開催されることが決定し、2026年9月19日から10月4日の日程で開催されます。

【公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会:公式ホームページへのリンク】

2026年夏季アジア大会をきっかけに再整備・瑞穂公園一帯の活性化に期待

瑞穂公園・瑞穂陸上競技場の一帯は老朽化と2026夏季アジア大会のメイン会場として決定したことで、国際大会の受け入れが可能な施設として再整備を行うことが決定しました。

建設工事期間としては「2025年9月」までに整備が完了することを目標しており、名古屋市内のスポーツ競技の中心地が最新設備に生まれ変わります。

この瑞穂陸上競技場の周辺は繁華街ではなく、名古屋市の閑静な住宅街として高級住宅街が広がる名古屋の中でも人気な住宅街となり、スポーツ施設の再整備により住宅だけではなく人が集う賑わいの創出にも繋がり、名古屋市瑞穂区全体の活性化が期待されています。

【名古屋市瑞穂公園陸上競技場整備等事業:公式ホームページへのリンク】

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愛知県名古屋市:大規模再開発・まちづくり計画

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