世田谷区立池尻中学校跡地・再開発:HOME/WORK VILLAGE(ホームワークヴィレッジ)開業

HOME/WORK VILLAGE(ホームワークヴィレッジ)は、小田急電鉄が手掛ける2004年に廃校となりました「世田谷区立池尻中学校」の跡地を利用した複合施設です。

校舎をそのまま利用した建物に、コワーキングスペースや区画を分けたシェアオフィスを建物内に設置し、スタートアップ企業などの入居を行います。

体育館は広い屋内スペースを活用し、イベントなどに利用可用な空間として一般開放を行い、中学校の校庭はそのまま広場として利用を行います。

2025年4月16日に一次オープンを行い、本格的なオープンは2025年7月を予定としています。

近年、鉄道会社は鉄道運行事業以外にも力を入れており、特に鉄道沿線での再開発に力を入れています。

沿線が活性化をされると鉄道利用者の増加も見込めるため、鉄道事業者によるまちづくりに注目が集まります。

【東京の再開発に関する書籍へのリンク】

【東京都世田谷区・東急田園都市線沿線:不動産開発・不動産投資・住まい情報へのリンク】





HOME/WORK VILLAGE(ホームワークヴィレッジ):概要

施設名HOME/WORK VILLAGE(ホームワークヴィレッジ)
住所東京都世田谷区池尻2-4-5
アクセス東急田園都市線「池尻大橋駅」徒歩10分
東急田園都市線「三軒茶屋駅」徒歩15分
施設(校舎)屋上:菜園
3階:オフィス・ミーティングルーム
2階:コワーキングスペース・多目的ホール
1階:商業店舗・配信スタジオ・シェアキッチン
施設(体育館)ブックラウンジ
ルーフバルコニー
体育館
施設(校庭)イベントスペース
オープン日2025年4月16日
参画事業者世田谷区
株式会社散歩社
小田急電鉄株式会社
オールドファッション株式会社
MIRAI-INSTITUTE株式会社
まちの研究所株式会社
フリー株式会社
運営事業者方方(ほうぼう)株式会社

小田急電鉄が行う「世田谷区立池尻中学校跡地」の再開発事業

HOME/WORK VILLAGE(ホームワークヴィレッジ):イメージ図(小田急電鉄より)

HOME/WORK VILLAGE(ホームワークヴィレッジ)は、小田急電鉄が行う「世田谷区立池尻中学校」跡地を活用した再開発事業です。

世田谷区立池尻中学校は2004年に廃校となった中学校であり、東急田園都市線「池尻大橋駅」徒歩圏内に位置する利便性の高い場所にあります。

この中学校は渋谷にも近く、住宅密集地である周囲の立地でありますが、「生徒数の減少」と「校舎の耐震性の課題」から廃校となった「東京23区内では珍しい廃校となった中学校」です。

立地が良いため、跡地の活用方法は注目を集めており「世田谷ものづくり学校」として、スタートアップ支援を行う施設として注目されていました。

しかし、校舎などの耐震性の課題があり、一旦2022年に一度閉館を行なっておりましたが、耐震性を改善し2025年4月16日、改めて「HOME/WORK VILLAGE(ホームワークヴィレッジ)」として、スタートアップ企業などを支援する施設としてオープンします。

飲食店・物販店舗なども施設内に出店

「HOME/WORK VILLAGE(ホームワークヴィレッジ)」は、

  • 校舎棟
  • 体育館
  • 校庭

上記3つの施設を利用し、各エリアに様々なコンセプトの取り組みを行います。

校舎棟には、

  • 物販店舗
  • 飲食店舗
  • コワーキングスペース
  • シェアオフィス
  • 会員制の都市型菜園

体育館には、

  • イベント活用
  • ブックラウンジ
  • 一般開放

校庭には、木々を更に新しく植え、広場を整備します。

子どもの数が減り、学校の再編が全国規模で行われていますが、東京だからこその学校跡地の再開発計画はHOME/WORK VILLAGE(ホームワークヴィレッジ)以外でも進められています。

まとまった土地である学校の敷地を活かした大規模再開発に注目が集まります。

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東急田園都市線沿線の大規模再開発計画へのリンク

東急田園都市線沿線は渋谷駅や、直通する東京メトロ半蔵門線を通じて東京都心まで乗り換えなしで移動をすることができる利便性からどの地域も「人気の街」として注目されています。

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