中野二丁目地区第一種市街地再開発事業(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクト:JR中野駅南口大規模再開発計画

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業は、中野駅南口すぐで行われている超高層ビルを含む再開発計画となります。

地上20階・地下2階の超高層ビルと地上37階・地下1階の超高層タワーマンション計画は、今まで高層建造物がなかったJR中野駅南口のシンボルタワーとなります。

元々この場所には古い団地である「旧・公社中野住宅」が立地していた地域となりますが、駅前立地を活かし大規模な再開発・まちづくり計画となりました。

この再開発計画の最寄駅となるJR・東京メトロ中野駅はJR中央線快速・JR中央総武緩行線・東京メトロ東西線が通る東京都内でも特に利用者数が多い駅です。

中野駅は東京23区内のJR山手線内の駅を除くと、JR上位20位内の利用者駅は「足立区:北千住駅」「大田区:蒲田駅」「中野区:中野駅」のみであり、中野駅は昼夜関係なく多くの方が行き交う駅となります。

現在中野駅の北口では「中野サンプラザ」の建て替えおよび周辺再開発計画が進行しておりますが、南口側でも再開発計画があります。

中野駅周辺は多くの大規模再開発が同時に行われている東京23区内でも特に再開発が活発な地域となり、駅周辺の発展が著しい地域となります。

そのため、不動産開発・不動産投資に関する情報が活発となっており、中野駅周辺、JR中央線沿線などの不動産情報に注目が集まります。

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業 概要

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業 完成イメージ(住友不動産HPより)
再開発事業名称中野二丁目地区第一種市街地再開発事業
(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクト
住所東京都中野区中野二丁目25番8号
アクセスJR・東京メトロ中野駅南口正面
地区面積約1.0ヘクタール
延床面積約96,200平方メートル
階数・高さ事務所棟:地上20階・地下2階・高さ約120メートル
住宅棟:地上37階・地下1階・高さ約145メートル
用途住宅(約400戸)・事務所・店舗・公益施設・駐車駐輪場等
総事業費約633億円
着工平成31年10月
竣工令和4年12月予定
参加組合員住友不動産株式会社
特定業務代行者/建築施工西松建設株式会社
コンサルタント/基本・実施設計株式会社アール・アイ・エー
中野二丁目地区第一種市街地再開発事業:高層ビル・マンションレイアウト(住友不動産HPより)

JR中野駅南口:超高層ビル・タワーマンション建設:中野二丁目地区第一種市街地再開発事業

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業・(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクト:2023年6月29日撮影

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業は、JR中野駅南口で建設されている超高層ビル・超高層タワーマンションの複合施設となります。

元々は古い団地である「旧・公社中野住宅」が立地していた地区でしたが、建物老朽化と駅前立地の有効活用を活かすため、中野区屈指の規模の再開発・まちづくり計画として建設されています。

完成予定は2022年12月の予定となっていましたが、2023年6月時点でも工事は続いており、2023年度中の工事完了を目指しています。

超高層ビルは地上20階・地下2階・高さ約120メートル、超高層タワーマンションは地上37階・地下1階・高さ約145メートルの規模となります。

タワーマンションは中野区内のタワーマンションで最も高さのあるタワーマンションとなり、JR中野駅南口のシンボルタワーとなります。

住友不動産が手掛ける「(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクト

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業は住友不動産が手掛ける再開発計画となり、住友不動産のホームページには(仮称)住友不動産 中野駅前プロジェクトとして掲載されています。

住友不動産が手掛ける超高層ビルとなるため、名称は「住友不動産中野駅前ビル」などの名称になる予想がありますが、2023年6月時点での超高層ビルの名称は未定となっています。

場所は中野駅南口バスターミナル隣接の地区

再開発予定対象地域は「JR中野駅南口バスターミナルの東側」に隣接するエリア一帯となり、駅前広場の立地から雑居ビルが集中していた地域ですが、地域一帯を複合ビル・タワーマンションに建て替え高層ビル群として集約を行います。

中野駅南口バスターミナル正面となるため、バスで中野駅まで行き来する方にも利便が良く、中野区および周辺区へのバスアクセスにも便利なエリアとなります。

100年に一度の街づくり:中野駅前は大規模再開発計画が進む地域

山手線内以外の駅の中で、駅利用者数が北千住駅に次ぐ駅の中野駅では南口だけではなく、北口の再開発が今後進んでいく形になります。

中野駅は現在「100年に一度の街づくり」と言われており、北口再開発では中野サンプラザ・既存の中野区役所を含めた大規模な再開発計画となります。

※2022年3月の東京新聞の記事で「東京都内の商業地の中で、4.5%と「最も地価上昇率が高い地域」という発表がありました。

リンク:東京新聞記事 「100年に一度の再開発」で地価上昇、都内の商業地トップも商店会長「画一的なまちにならないで」

先行して南口の再開発が完了することになりますが、中野駅周辺の再開発事業がすべて完了した際には、魅力的で集客力のある街が出来上がっています。

中野駅周辺は今後東京都内でも特に注目をされるエリアの一つです。

JR中野駅南口
JR中央総武緩行線ホーム。
JR中野駅は「JR中央快速線」「JR中央総武緩行線」「東京メトロ東西線」の乗り換え駅。

東京都内注目の再開発事業

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