2026年開業予定・JR中野駅に新しい駅舎を建設:中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業

JR中野駅では現在従来の北口・南口以外に新しい通路・駅舎「新北口」の建設事業が行われております。

JR中野駅はJR東日本管轄駅の中でも有数の利用者数があり、JR中央線快速・JR中央・総武線各駅停車・東京メトロ東西線の3つの路線が乗り入れを行うターミナル駅です。

現在駅前では様々な大規模再開発計画が行われており、今回新しく建設される駅舎のある北口では、高層ビル「中野サンプラザ」の建て替え、中野区役所の新築移転計画が進められており、新たに利用者が増えることが予想されます。

JR東日本と東京メトロは新たな賑わいの創出として、新北口を設置し駅施設と店舗を設ける駅舎整備事業を開始しました。

完成予定時期は「2026年度」となっており、JR中野駅前の再開発完成を控え、駅周辺で人が集まれる空間を整えます。

【JR中野駅周辺は複数の再開発計画・工事が始まっており、不動産開発・投資で特に注目されるエリアの一つです】

【中野駅周辺・JR中央線沿線:不動産投資・資産形成情報資料参考リンク】

JR・東京メトロ中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業

JR中野駅:新北口商業施設全景(JR東日本ホームページより)
計画名中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業
住所東京都中野区中野5−31−1
アクセスJR新宿駅から中央線快速1駅。
建築面積約6,500平方メートル
延べ床面積約18,500平方メートル
(ラチ内コンコース約1,100平方メートル・南北通路約1,400平方メートル)
規模地上5階・塔屋1階
建物の高さ29m
建物用途駅施設・店舗
完成予定時期2026年度

JR中野駅の新しい駅舎・南北通路を設置

JR中野駅:新北口改札イメージ(JR東日本ホームページより)
JR中野駅:「JR中央線快速」「JR中央・総武線各駅停車」「東京メトロ東西線」が乗り入れを行うターミナル駅
JR中野駅北口と奥に建設されているJR中野駅西口新駅ビル
中野駅には元々駅ビルがないため、初の中野駅に併設される駅ビルとなります。(2020年6月29日撮影)

JR中野駅の利用者は2021年度のJR東日本のデータでは17位となり、JR山手線沿線の人気の街「恵比寿駅」・中央線沿線の繁華街「吉祥寺駅」よりも利用者数が多いです。

利用者が多い駅ではありますが、中野駅構内の通路は南北に1本のみであり、利用者数が多い割には駅設備が貧弱のために課題となっていました。

そこで中野駅に乗り入れを行っているJR東日本と東京メトロは協定を締結し、中野駅の西側へ「南北通路の設置」「新駅舎の設置」の事業を共同で行っております。

将来の中野駅前の複数再開発が完成をすると、従来以上に駅周辺の利用者が増えることが予想されているため、駅利用者の動線確保と賑わい創出を行い、駅構内のキャパシティを増やし、更に新しい商業施設の設置をすることになりました。

中野駅の新駅舎・南北自由通路の新設の完成は2026年度となり、2022年現在工事が開始されています。

中野駅西口駅ビルにより中野セントラルパーク方面への移動が便利に

JR中野駅西口駅ビルが完成することにより、中野駅北口から西に伸びる複合施設「中野セントラルパーク」への移動が便利になります。

現在も中野駅北口からエスカレーターやデッキにより中野セントラルパーク方面とは歩道が繋がっておりますが、利用者が多く混雑をするため「中野ブロードウェイ方面の北口」と「中野セントラルパーク方面の西口」の改札使い分けができるようになります。

中野セントラルパークの周辺には、有名私立大学「明治大学」「帝京平成大学」があり、学生の行き来も多いです。

更に将来の中野サンプラザの建て替えや中野区役所の建て替えなどの大規模再開発・まちづくりが完了した後、更に周辺利用者人口が増えるため、JR中野駅の新駅ビルの設置は将来の中野駅周辺の動線確保に繋がります。

中野駅周辺は大規模再開発計画が複数同時に行われ、将来的な利用者増加・周辺人口増加が見込まれるため、今後も注目の街となり中野駅周辺の不動産開発、不動産投資には注目が集まります。

【JR中野駅周辺・JR中央線沿線:不動産投資・資産形成情報資料参考リンク】

JR・東京メトロ東西線:中野駅前・大規模再開発事業

JR中野駅前では、中野サンプラザの建て替え・超高層ビル計画、中野区役所の新築移転計画など、数多くの再開発計画が進められており、東京都内の駅前の中でも、特に再開発計画が多い地域となります。

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