江東区豊洲・豊洲駅前のバスロータリー正面にある「豊洲ベイサイドクロス」は豊洲エリア最大の再開発と言われる事業でした。
豊洲ベイサイドクロスは2020年4月24日にグランドオープンの予定でしたが、当時はコロナ禍初期であったため、2020年6月1日にオープンを行った経緯があります。
豊洲ベイサイドクロスは近隣の大型商業施設「ららぽーと豊洲3」(ベイサイドクロスタワー)として、ららぽーと豊洲の拡張としての建物でもあり、豊洲の中でも特に注目されていた建築物です。
豊洲ベイサイドクロス 概要
街区名 | (仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2-1街区 AC棟計画 豊洲ベイサイドクロス |
住所 | 東京都江東区豊洲二丁目2番1号 |
アクセス | 東京メトロ有楽町線「豊洲駅」バスロータリー正面 |
竣工 | 2020年3月31日 |
用途施設 | 事務所・店舗(物販・飲食)ホテル・駐車場・駐輪場・エネルギー供給施設 |
敷地面積 | 2-1街区敷地:約27,800m2 |
スケジュール | 豊洲ベイサイドクロスタワー着工:2016年12月1日 B棟着工:2018年1月18日 豊洲ベイサイドクロスタワー竣工:2020年3月31日 ららぽーと豊洲スケールアップオープン:2020年4月24日(当初オープン予定) 三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロスオープン:2020年6月25日(当初オープン予定) B棟竣工:2020年10月予定 |
高さ | 豊洲べイサイドクロスタワー:地上36階・地下2階・高さ約177m |
ホテル「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」が開業
豊洲ベイサイドクロスには、三井ガーデンホテルが2020年6月25日に開業予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で8月10日に開業日を変更しオープンを行っています。
三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロスはベイサイドクロスタワーの「33階から36階」に入居しており、全225室の部屋があります。
コロナ禍の時期にオープンしたため、当初営業にとても苦労をしましたが、豊洲に徐々に人の流れが戻りホテルの利用者も増加傾向です。
三井不動産の影響力が強い街「豊洲」
三井不動産は1980年代からこの豊洲に注目し、現在のIHI(旧石川島播磨重工業)と連携し、豊洲の再開発計画を進めてきました。
三井不動産は大型商業施設「アーバンドックららぽーと豊洲」をはじめとした商業施設や、豊洲で最初の大規模オフィスビル「豊洲センタービル」の開発に関わっています。
元々工場中心の地域だった豊洲が、オフィスビル・大規模商業施設・大規模高層タワーマンションに姿を変え、東京都心から最も近いベットタウンと呼ばれる様になり、豊洲の知名度は格段に上がりました。
現在では江東区のみではなく、東京23区を代表する街となり、昼夜問わず多くの人が行き交う街になっています。
アーバンドックららぽーと豊洲3の開業
豊洲ベイサイドクロスタワー内には「アーバンドックららぽーと豊洲」が敷地を広げオープンを行なっています。
豊洲ベイサイドクロスタワー内の地下1階〜地上4階までを「ららぽーと豊洲3」としてオープンさせており、地下1階にはららぽーと豊洲3つ目となるスターバックスや成城石井などが出店を行っています。
ららぽーと豊洲3は東京メトロ有楽町線「豊洲駅」の地下で直結しており、外に出ることなく直接地下通路で豊洲ベイサイドクロスタワーに行くことができます。