名古屋・栄に99.9mの超高層ビル建設:2026年度完成「第一生命・鹿島・ノリタケ共同再開発」

名古屋市中心部栄地区:愛知芸術文化センターと中区役所至近の雑居ビル一帯を再開発を行い、高さ99.9mの超高層ビルを建設する計画の目処が付きました。

この計画は既存3棟のビル(管理者:第一生命・鹿島・ノリタケ)を一帯で再開発することになり、広小路通・錦通・武平通に接する栄駅すぐの立地の非常に便利な場所になります。

名古屋市では近年名古屋駅前だけでなく、名古屋の都心:栄でも超高層ビルの建設・再開発が行われており、急速に名古屋都心部の景観が大きく変化しています。

名古屋は2027年度開業予定「リニア中央新幹線」の暫定終点駅となり、東京(品川駅)を最速40分で移動ができるようになります。

東京との結びつきが今まで以上に増し、不動産開発・不動産投資も今後積極的に行われていくことが予想されており、名古屋市・名古屋近郊の大規模再開発・都市開発には注目する必要があります。

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第一生命・鹿島・ノリタケ共同再開発:S2計画

計画名(仮称)S2計画:第一生命・鹿島・ノリタケ共同再開発事業
住所愛知県名古屋市中区新栄町二丁目
敷地面積3,418.76㎡
用途事務所・店舗
階数地下1階・地上19階・塔屋3階
高さ99.9m
着工2023年6月着工予定
竣工2026年3月竣工予定
位置図:第一生命保険株式会社・鹿島建設株式会社・株式会社ノリタケカンパニーリミテド:報道機関向け資料より

栄地区の新たな超高層ビル建設計画

ビル正面の広場イメージ:第一生命保険株式会社・鹿島建設株式会社・株式会社ノリタケカンパニーリミテド:報道機関向け資料より

名古屋中心部の「栄」は古くからの名古屋の都心ですが、2000年代に入り超高層ビルが建設された名古屋駅桜通口と比べ、高層ビルが少ない地域でした。

名古屋駅桜通口と比べ、栄地区は細かな雑居ビルが多く地権者も複雑なため、再開発を行うのに時間が掛かる地域でしたが、ようやく「中日ビルの建て替え」・「栄公園跡地再開発(コンラッド名古屋)」「名古屋三越栄店の建て替え構想」など、多くの超高層ビル計画・建設が進むことになりました。

これらのビルと比べると規模は小さな高層ビルとなりますが、約100mの超高層ビルが久屋大通公園の東側に完成することになります。

対象地域の同程度の高層ビルは他に「名古屋市中区役所」や2022年にオープンした「アーバンネット名古屋ネクスタビル」があります。

名古屋市は今後名古屋駅前だけでなく、中心市街地の栄地区でも大規模な再開発計画が行われ、周辺の不動産投資・不動産開発にも良い影響があるとされており、名古屋市の不動産状況には注目が集まります。

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名古屋・栄:大規模再開発・超高層ビル建設計画

名古屋市の中心繁華街「栄」では現在大規模再開発・超高層ビル計画が複数同時に行われています。

栄は名古屋駅前と比べ、再開発のペースが遅く超高層ビルの建設も従来なかった地域ですが、今後数年を掛けて街の景観が大きく変わります。

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