大阪メトロの顔認証改札導入計画:2024年度までに全駅に設置予定

2023年3月7日に大阪メトロが2025年の大阪・関西万博に合わせ、顔認証に改札を大阪メトロの全席に2024年度に挿入する方針を発表しました。

現在、ICカードによるタッチ式が主流となっている、鉄道の改札利用を根本から変わる新しい技術となります。

具体的には大阪を代表する企業「パナソニック」の顔認証システムを使用し、大阪メトロのアプリに個人の顔画像を登録を行うことで、駅の改札にICカードのタッチ動作などを行わなくても改札内を入退場を可能とする技術です。

大阪の鉄道事情は、東京の鉄道同様に新駅の設置、新しい鉄道新線の計画、新しい技術などが開発、実施が予定されており、多くの取り組みが行われています。

大阪市周辺は大阪・関西万博を控え、鉄道路線の計画や新駅の計画があります。

それに伴い不動産開発や不動産投資も積極的に行われており、下記のような無料登録サイトから情報や少額から投資を行う方も増えています。

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大阪メトロ・顔認証改札導入計画

設置予定時期2024年度に全駅
メーカーパナソニックコネクト

大阪メトロは大阪メトロ専用アプリ「e METRO」を使用した取り組みを既に発表しており、ウォークスルー型改札機の導入と顔認証による改札を準備すると発表しています。

また顔認証改札だけでなく「VISAカードのタッチ」での改札入退場を行う取り組みも発表しています。

遂にICタッチのカードも不要な時代:顔認証システム改札の導入

顔認証改札イメージ:パナソニック発表記事より

【パナソニック公式ホームページ:リンク】

大阪メトロが発表した顔認証改札の導入計画は画期的なものであり、遂にICカードのタッチ作業ですら行う必要が無くなります。

計画では2025年に行われる大阪・関西万博に合わせて、大阪メトロの全駅に顔認証システムの改札が設置されます。

大阪メトロのアプリに事前に顔画像を登録することで、タッチを行う必要がなくスムーズな乗り換えを可能にする未来の改札が大阪メトロの地下鉄に導入され、全国の鉄道に先駆けての「顔認証システム」による取り組みになります。

顔認証の技術は大阪を代表する企業であるパナソニックが技術提供を行うことになり、日本が誇る最先端技術の会社による鉄道インフラの技術革新に注目が集まります。

顔認証改札には「スマートフォン」「クレジットカード」が必要

今回の大阪メトロの取り組みによるICカード不要の「顔認証」での改札の入退場を行えるシステムを導入するには「スマートフォン」と「クレジットカード」の準備が必要です。

大阪メトロでは「大阪メトロ専用のアプリ」に顔画像を登録をして使用との記載があり、アプリのダウンロードを行うにはスマートフォンが必要です。

また代金の引き落としを行うには「クレジットカード」の登録が必要であると予想されるため、顔認証の利用のためには準備が必要です。

他社線との直通・乗り換え時の課題・ICカードはまだまだ利用される

今回の大阪メトロの取り組みは全鉄道事業者が注目を行う取り組みの一つとなります。

一方大阪メトロのアプリを使用して顔認証を登録するという性質上「大阪メトロのみを利用する人」に限られると思われます。

他社線の駅を利用して、直通運転で大阪メトロの駅で下車を行った場合、利用ができるのかは「未知数」です。

また大阪メトロ以外にもJRや大手私鉄を乗り継ぐ場合は「当然顔認証改札はない」ため、従来通りの鉄道系ICカードの利用がスムーズです。

将来における「全鉄道事業者共通の顔認証アプリ」「各鉄道事業者の顔認証システムの互換性」などが行えるようになれば、一気に広がると予想されますが、まだそこまでの状態になるには時間が掛かりそうです。

いずれにせよ、画期的な取り組みである大阪メトロの「顔認証システム・改札」は今後注目の技術となります。

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