2023年3月22日モバイルICOCA・Androidスマホで開始:JR西日本の新サービス

2023年3月22日より、スマートフォンからのIC鉄道乗車券サービス「モバイルICOCA(イコカ)」が開始となります。

まずAndroidスマートフォンからの導入となり、iPhoneについては「現状では対応未定」となっておりますので、現状ではユーザーが限定されるサービスとなります。

JR東日本のモバイルSuicaから遅れること約15年、ようやく関西圏の「ICOCA」でも導入が始まり、徐々に普及をしていくものと思われます。

JR西日本にとって2023年3月はJR大阪駅地下ホームの開業など、大きなイベントを迎える時期であり、注目をされる時期となります。

今後、鉄道事業者は鉄道運行だけでなく、より良いサービスを求められる段階となっており、各事業者の運営手腕が今まで以上に求められる時代となります。

モバイルICOCAの普及により、電車の利用だけでなく「JR西日本沿線の街の活性化・サービス」への相乗効果が行われます。

沿線の活性化が行われることで、全体的な街の価値向上も期待されます。

【JR西日本公式リンク:モバイルICOCA(イコカ)登録方法】

【JR西日本沿線:不動産情報・知識を得る無料登録サイト】

JR西日本:モバイルICOCA(イコカ)開始

サービス名モバイルICOCA(イコカ)
サービス開始時期2023年3月22日
対応機種Androidスマートフォン
※iPhoneは対応時期未定
可能なことチャージ(券売機からの現金チャージにも対応)
定期券の購入
ICOCA対応店での支払いに対応
登録できるクレジットカードJ-WEST
JCB
Visa
Mastercard
AmericanExpress
JR西日本ホームページより

ようやくリリース:JR西日本のモバイルIC「モバイルICOCA」

JR西日本が発行を行うIC乗車カード「ICOCA」のモバイルバージョンである「モバイルICOCA」が2023年3月22日にリリースとなります。

東京地区では、JR東日本が発行するモバイルSuicaが「2006年1月28日」よりサービスが開始されていましたが、遅れること約15年ようやく大阪を中心としたICOCAの地区で「モバイルICOCA」がリリースされます。

対応が可能な項目としては、

  • スマートフォンからのチャージ(券売機から現金でのチャージも可能)
  • 定期券の購入
  • ICOCAでの支払いサービス対応店での支払い対応

これらを行うことが可能です。

JR東日本のモバイルSuicaが可能なことを「モバイルICOCA」でも可能とするサービスです。

登録が可能なクレジットカードは、

  • J-WESTカード
  • JCB
  • Visa
  • Mastercard
  • AmericanExpress

上記に対応を行っており、特にJ-WESTカードはJR西日本がメインで発行を行なっており、自社カードのためポイント還元率を高めに設定しており、特にJ-WESTカードでの登録を進めています。

※J-WESTカードは「JCB」「VISA」「MasterCard」のいずれかから発行可能です。

【JRおでかけネット公式リンク:J-WESTカード】

しかし、他のカードでも登録ができるため、個々のメインで使用されているカードの登録でも問題ありません。

モバイルICOCAは「大人運賃」のみの対応

JR西日本きっぷ券売機

今回リリースを行うモバイルICOCAは「大人運賃」のみの対応となります。

そのため、小さなお子様対応の「小児運賃」や「身体障がい者割引」「知的障がい者割引」などはありません。

また、高校生・中学生・小学生用などの定期割引も利用ができないため、利用を行うにあたっては注意が必要です。

iPhoneの対応については「現状未定」

2023年3月22日のモバイルICOCAの対応スマートフォン機種は「Androidのみ」となり、日本人に特に人気のあるiPhoneにつきましては、現状対応開始時期は「未定」となっています。

iPhoneはAndroidに比べると、対応のルールが厳しいと言われており、どの時期に開始することができるかは判明しておりません。

日本人のiPhoneのシェアは「7割弱」と言われており、やはりiPhoneでもモバイルICOCAの対応をすることが今後の普及に繋がります。

JR東日本のモバイルSuica同様にiPhoneにも対応し、1日でも早く普及されることが期待されています。

モバイルICOCAの使用者は「限定的」となることが予想

2023年3月22日より「モバイルICOCA」の商品がリリースをされることは決定しましたが、

  • iPhone対応未定
  • 小児運賃・身体障がい者割引・知的障がい者割引運賃未対応
  • 高校生・中学生・小学生の定期券割引対応はなし

これらの条件があるため、3月22日からのモバイルICOCAを導入するユーザーは限定的になると思われます。

特に日本人の7割以上が使用するスマートフォン「iPhone」への対応が未対応であることが課題となります。

特にJR西日本内でも「モバイルSuica」は電車乗車の際に使用できるため、大阪にお住まいの方でも「モバイルSuica」を使用されている方が一定数いらっしゃいます。

JRの地域エリアを超えたサービス展開が行われる現状となっており、今後のJR西日本のサービス展開に注目が集まります。

【JR西日本公式リンク:モバイルICOCA(イコカ)登録方法】

【JR西日本沿線:不動産情報・知識を得る無料登録サイト】

JR西日本に関する情報発信

東京都市レポート:最新情報
    NO IMAGE