JR・京急品川駅西口・超高層ビル計画:2036年度全体完成予定の2棟のツインタワー計画

JR東日本・京急電鉄の計画する品川駅西口(高輪口)再開発計画「(仮称)品川駅街区地区」は、京急品川駅を地平化した後、超高層ビルを2棟建設する再開発・まちづくり計画です。

計画では商業・オフィス機能の約150mの超高層ビル2棟を品川駅西口(高輪口)に建設し、計画されている国道15号線(第一京浜)上空の歩行者デッキなどと接続する計画です。

着工は2025年度を目標に進められており段階的に工事が進められ、全ての工事が完了するのは2036年度の予定となります。

完成予定時期より先に品川駅では「リニア中央新幹線:品川駅」が開業する予定であり、品川駅の利用者が急激に増えている予測がされています。

この計画は品川駅周辺の発展に欠かせない品川駅の駅ビル計画となり、品川駅港南口の駅ビル:アトレ品川同様に駅ビルが超高層ビルとして建て替えられます。

【東京の再開発に関する書籍へのリンク】

【東京都港区:JR東海道線・JR山手線・JR京浜東北線・JR総武線・JR横須賀線・JR湘南新宿ライン・京急線沿線:不動産開発・不動産投資・住まい情報へのリンク】





(仮称)品川駅街区地区:超高層ビル建て替え再開発計画

計画名(仮称)品川駅街区地区:超高層ビル建て替え・再開発・まちづくり計画
所在地東京都港区高輪三丁目ほか
アクセスJR東日本:山手線・京浜東北線・横須賀線・総武線・宇都宮線・高崎線・常磐線(上野東京ライン)
JR東海:東海道新幹線
京急電鉄:京急本線
「品川駅」西口(高輪口)すぐ
敷地面積約33,500㎡
延べ床面積約374,300㎡
床面積約326,500㎡
工事着工予定時期2025年度
工事完成予定北街区:2030年度
南街区a:2036年度
南街区b:2032年度
全体工事完了予定:2036年度
建物の階数北街区:地上28階・地下3階
南街区a:地上28階・地下2階
南街区b:地上9階・地下1階
建物の高さ北街区:最高部約150m
南街区a:最高部約150m
南街区b:最高部約47m
用途北街区:オフィス・店舗・駅施設・駐車場等
南街区a:オフィス・店舗・宿泊施設・集会場・駅施設・駐車場等
南街区b:オフィス・店舗・駐車場

品川駅西口(高輪口)の再開発対象エリアイメージ:建設工業新聞より
品川駅高輪口(西口)超高層ビル群イメージ図
京急本線がこの再開発ビル群の下を通り、新しい京急品川駅に入線するイメージとなります。

急速に再開発・まちづくり計画が進む品川駅西口(高輪口)の超高層駅ビル計画

(仮称)品川駅街区地区計画は、JR東日本・京急電鉄の拠点駅「品川駅西口(高輪口)」に超高層ビルを2棟建設する大規模な再開発計画です。

京急品川駅を高架駅から地平化を行い、JR線と同じ高さの駅に作り直した後、現状の品川駅西口(高輪口)に超高層ビルを2棟建設します。

高さは2棟とも約150mの駅ビルを予定としており、どちらも商業施設とオフィスフロアを設ける計画です。

更にこの2棟の超高層ビルと品川駅西口(高輪口)の正面を通る「国道15号(第一京浜)」の上空に歩行者デッキを建設し、このデッキと品川駅のビルを直結する計画も進められています。

品川駅周辺は東海道新幹線側の港南口が東海道新幹線品川駅の開業に伴い再開発が行われ、急速に発展しており、品川インターシティをはじめとする超高層ビル群が形成されています。

港南口は元々工場などが多いエリアだったため大きな土地を捻出するための再開発計画がまとまりましたが、品川駅西口は元々市街地だったため開発に時間が掛かっていました。

ようやく品川駅西口(高輪口)周辺では、多くの再開発・まちづくり計画が同時進行で進められており、品川駅港南口の「品川インターシティ」方面の超高層ビル群同様に、西口(高輪口)も超高層ビル群として新たに街が生まれ変わります。

国道15号(第一京浜)品川駅西口駅前広場「ミチウエ&スクエア&品川」構想

日刊建設通信YouTubeより

品川駅西口の国道15号(第一京浜)上空に駅前広場を建設する計画「ミチウエ&スクエア&品川」として、イメージ図が公開されています。

品川駅西口は正面に国道15号があり、駅の利用者数の割には十分な駅前広場のスペースがありません。そのため、国道上空に人口基盤の広場を建設し人が集う場所を新しく設置します。

この広場により品川駅から国道15号(第一京浜)を横断歩道で渡ることがなくなり移動がとても便利になります。

品川駅の北「高輪ゲートウェイ」と連続した超高層ビル群を形成

(仮称)品川駅街区地区計画が行われる品川駅西口は数多くの大規模再開発計画が予定されており、東京都内でも将来的に大きく街の景観が変わる地域と言われています。

周辺一帯が全く別の街並みとなる大規模再開発となり、今後品川駅西口周辺の不動産開発・不動産投資に関する情報は特に注目されることになります。

【主な品川駅西口方面:再開発・まちづくり対象地域)

  • グランドプリンスホテル高輪を中心とした再開発計画地
  • 品川プリンスホテル一帯の再開発計画
  • 都市計画道路「環状4号線(国道1号:高輪台交差点〜国道15号線:第一京浜〜品川駅北口〜品川駅港南口方面)
  • 品川駅北口・北口駅ビルの新設

これらのまちづくり計画は、品川駅西口(高輪口)に繋がるように計画されている壮大なまちづくり計画です。

そしてこれらの地区の北側には国が進めるまちづくり計画、JR高輪ゲートウェイ駅周辺の新しい街「高輪ゲートウェイシティ」が建設されており、品川駅・高輪ゲートウェイ周辺は東京都内有数の超高層ビル街となります。

品川駅の南側「京急北品川駅」周辺でも大規模再開発・まちづくり計画が進行

JR品川駅の南側「京急北品川駅」「品川浦」周辺でも大規模なまちづくり計画が進められることが明らかになりました。

京急品川駅の地平駅化・2面4線への工事開始とともに、京急北品川駅は地上駅から「高架駅」へ建て替えが行われ、八ツ山踏切の撤去をはじめ線路の立体交差化が行われます。

更に北品川駅と北品川駅の東に位置する船溜り「品川浦」周辺一帯の大規模再開発・まちづくりが進められます。

この計画は品川駅港南口「品川インターシティ」の南に位置しており、インターシティから続く超高層ビルが品川浦周辺まで続き、街並みが大きく変化する計画となります。

将来リニア中央新幹線・東京メトロ南北線が乗り入れ、更に発展する品川駅

JR・京急が乗り入れを行う品川駅はJR東海道線・JR山手線・JR京浜東北線・JR総武線・JR横須賀線・JR宇都宮線・JR高崎線・JR常磐線・大手私鉄の京急本線・JR東海道新幹線が乗り入れを行う、東京都内でも特に利用者の多い駅です。

品川駅は京急線から羽田空港へ素早く移動ができる東京都心南側の拠点として、再開発・まちづくりが行われ今後も発展が見込める地域です。

更にリニア中央新幹線の開業・品川駅発の地下鉄:東京メトロ南北線の延伸により、品川駅には更に乗り入れを行う鉄道路線が将来的に増えるため、今まで以上の多くの人が利用をする駅となり、将来的に大きく発展する駅・エリアであることは間違いありません。

そのため、品川駅周辺の不動産開発・不動産投資・住まいに関する情報に注目が集まります。

【東京の再開発に関する書籍へのリンク】

【東京都港区:JR東海道線・JR山手線・JR京浜東北線・JR総武線・JR横須賀線・JR湘南新宿ライン・京急線沿線:不動産開発・不動産投資・住まい情報へのリンク】





JR品川駅西口(高輪口)周辺の再開発・まちづくり・鉄道新路線計画

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