高島平団地の建て替え計画:都営三田線高島平地域の大規模まちづくり「高島平地域グランドデザイン」

東京都板橋区高島平団地建て替え計画は、老朽化が進む板橋区内の大型団地「高島平団地」の建て替え計画です。

高島平団地は東京23区内のベッドタウン「板橋区内の大型団地」として注目され、都営三田線の開通によって乗り換えなしで東京都心である「大手町」「日比谷」「三田」などのエリアに移動ができる利便性から人口が増えていきました。

高島平団地は1972年に最初の入居が始まりましたが、既に50年以上が経過する古い団地となり、従民の高齢化が特に進む団地となっています。

今後板橋区は高島平団地の最寄駅である都営三田線「西台駅」「高島平駅」「新高島平駅」「西高島平駅」周辺のまちづくり計画を始めています。

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東京都板橋区大規模団地:高島平団地建て替え計画

計画名高島平団地建て替え計画
所在地東京都板橋区高島平一帯
アクセス都営三田線「西高島平駅」「新高島平駅」「高島平駅」「西台駅」
建て替え工事開始第1期:2025年度
第1期(平成27年度~37年度)計画センターゾーン(再整備地区)の整備
旧高七小跡地及びその周辺の公共用地の活用による拠点施設の整備
TDCの立ち上げ
高島平団地のストック活用、リニューアル ・地域包括ケアシステムの構築 ・若者世代誘致に向けたリニューアルの実施
プロムナード(散策道)の整備 (鉄道沿線を都市軸としてリニューアル) ・都営三田線の鉄道高架下の店舗等の誘致 ・緑地、緑道の再整備
更新時期を迎えた公園の再生 ・こども動物園の再構築
第2期(平成38年度~47年度)交流核・生活核の整備 ・高島平駅周辺(交流核)の整備 ・新高島平駅、西台駅周辺(生活核)の整備
分譲団地に関する地元発意の街づくり ・将来のあり方検討を踏まえた街区の再構築 ・若者及び子育て層向けの生活支援サービス 等の提供等
歩行者・自転車利用ネットワークの整備 ・歩行者・自転車ネットワークの構築等
第3期(平成48年度~)流通業務団地の再整備に合わせた再生 ・法規制の緩和や都市計画施設の多用途活用を見据えた再編 ・地域全体の起爆剤となる商業施設の導入も視野に入れたエネルギー面からの都市モデルの実証実験、西高島平駅の生活核としての整備 ・浸水時の避難空間確保等、都市防災拠点としての再構築
駅前広場の整備、駅のバリアフリー化 ・西高島平駅周辺(生活核)
公共公益施設の健康づくりの観点からの機能の質的向上と未利用エネルギーの活用 ・熱帯環境植物館、高島平ふれあい館、高島平温水プール、板橋清掃工場 ・さらなる未利用エネルギーの活用
東京都板橋区ホームページ:高島平地域グランドデザイン 概要版より

都営三田線の終着駅に広がる高島平団地の建て替え・まちづくり

高島平団地は、東京都板橋区高島平一帯に広がる東京23区内でも特に規模の大きな団地です。

高島平団地の面積はとても広く、都営三田線の終着駅「西高島平駅」から「新高島平駅」「高島平駅」「西台駅」と4駅周辺に広がる団地となります。

高島平団地の最初の入居は「1972年」から始まり、高度経済成長の時代背景から徐々に周辺の人口が増えていく中で、現在では既に50年以上が経過した古い団地となっています。

当時の若者中心の入居者も現在では住民の高齢化が深刻であり、今後の高島平団地のまちづくりが板橋区の課題となっています。

直近では同じく老朽化が進んでいた練馬区の「石神井団地」が建て替えを完了させています。

石神井団地は建て替え・再開発により、街並みが大きく変わり高級感イメージの建物に生まれ変わっていますので、高島平団地などの東京都内の老朽化が進んでいる大規模団地の建て替えが進んでいくと思われます。

高島平団地の建て替え着工は第1期工事が「2025年度」より開始される見込みであり、範囲が広い高島平団地の建て替え計画が徐々に進められていきます。

【高島平グランドデザイン:東京都板橋区ホームページへのリンク】

東京都心便利な鉄道路線:都営三田線

高島平団地の人口急増の背景には「都営地下鉄三田線」の開通が大きな影響を与えています。

高島平団地周辺には三田線の駅が4駅も設置されており都心側より、

  • 西台駅
  • 高島平駅
  • 新高島平駅
  • 西高島平駅

上記の駅が設置されています。当初は高島平駅が執着でしたが、人口の急増により更に延伸され新高島平駅・西高島平駅が設置されました。

過去には西高島平駅から「東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線・東武東上線:和光市駅」に接続する計画もありましたが、現在は西高島平駅からの延伸計画はありません。

東京都心だけではなく東急線・相鉄線へ乗り入れを行う三田線

三田線は東京都心へ乗り換えなしで直通を行う便利な路線となり、

  • 水道橋
  • 大手町
  • 日比谷
  • 三田

これらの東京都心へ乗り換えをすることなく移動ができる点から利用者がとても多い路線です。

更に都営三田線の終着駅「目黒駅」から東急目黒線に乗り入れを行い、横浜市の日吉駅まで直通運転がされています。

2023年には日吉駅から先「東急新横浜線」「相鉄新横浜線」が開通し、東海道新幹線が発着する「新横浜駅」や「相鉄線:海老名駅」にも乗り換えなしで移動ができるようになりました。

広範囲に移動ができる都営三田線の利便性は近年更に良くなり、高島平団地の再開発・まちづくり計画により板橋区全体と沿線活性化が期待されています。

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都営三田線沿線の大規模再開発・まちづくり計画

都営三田線は東京都心を南北に貫く路線のひとつであり、沿線は注目の大規模再開発・まちづくり計画が進められています。

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