TOKYO CROSS PARK構想(内幸町一丁目街区再開発プロジェクト)は、千代田区日比谷公園正面にある高級ホテル「帝国ホテル東京」を中心とした再開発計画となります。
この計画は帝国ホテル周辺を一帯再開発を行う大規模な再開発となり、老朽化が進む帝国ホテルの建て替え・周辺の人の流れを活性化させる事業です。
また帝国ホテル本館の建て替えと同時に敷地内と隣接する土地に「3棟の超高層ビルの建設」を行い「日比谷通りの上空で日比谷公園とを繋ぐ歩行者用通路」を整備を行う大規模な計画となります。
随時既存建物の解体が行われ、完成した建物に移る形で施設移転を行い、すべての街区の完成には「2036年度」までの長い計画となります。
東京都心の一等地「日比谷」に新たに建設される超高層ビル・再開発計画が行われ、周辺不動産開発の活性化・不動産投資が注目されます。
【東京の再開発に関する書籍】
【東京都千代田区:不動産開発・不動産投資・鉄道沿線住まいへの情報】
TOKYO CROSS PARK構想(内幸町一丁目街区再開発ブロジェクト)
再開発プロジェクト名 | TOKYO CROSS PARK構想(内幸町一丁目街区再開発ブロジェクト) |
住所 | 東京都千代田区内幸町1‐1 |
アクセス | 都営三田線「内幸町駅」徒歩3分 東京メトロ日比谷線・千代田線・都営三田線「日比谷駅」徒歩5分 JR有楽町駅日比谷口「徒歩10分」 |
解体開始予定 | 本館:2031年度 タワー館:2024年度 セントラルタワー:2022年度 |
開業予定 | 2028年度より随時開業 ノースタワー(タワー館建て替え):2030年度完成予定 セントラルタワー:2029年度完成予定 サウスタワー:2028年度完成予定 帝国ホテル本館:2036年度完成予定 |
階数・高さ | ノースタワー:地上46階・地下4階・高さ約230m セントラルタワー:地上46階・地下6階・高さ約230m サウスタワー:地上43階・地下5階・高さ約230m 帝国ホテル本館:地上29階・地下4階・高さ約145m |
延床面積 | ノースタワー:約27万㎡ セントラルタワー:約37万㎡ サウスタワー:31万㎡ 帝国ホテル本館:約15万㎡ |
参画事業者 | 【北地区担当:新本館・ノースタワー】 株式会社帝国ホテル 三井不動産株式会社 【中地区担当:セントラルタワー】 公共建物株式会社 NTT都市開発株式会社 東京電力パワーグリッド株式会社 三井不動産株式会社 【南地区担当:サウスタワー】 第一生命保険株式会社 中央日本土地建物株式会社 東京センチュリー株式会社 東京電力パワーグリッド株式会社 |
「日比谷公園と一体となった比類なき街づくり:内幸町一丁目街区における次世代スマートシティプロジェクト」として、最先端の街づくり・建物を取り入れ、正面にある日比谷公園と都心の自然と都会の融合を掲げています。
最新の「折り曲げられる次世代太陽電池」を導入
2023年11月15日の日本経済新聞の記事によりますと、再開発によって完成する46階建ての超高層ビルの壁面に東京電力ホールディングスが発表した最新の次世代太陽電池の導入が決定したと発表がありました。
折り曲げられる次世代太陽電池「ペロブスカイト型」と呼ばれる太陽電池となり、超高層ビルへの世界初の導入になります。
近年は環境を意識した再開発・建物の建設・整備が求められる中で、この太陽電池の発電能力はビル全体で1000キロワット超と一般家庭約300世帯分の電気を賄える規模と記載されています。
【日本経済新聞記事へのリンク:東京電力HD、都内の再開発ビルに「曲がる太陽電池」】
日本最高クラスの高級ホテル:帝国ホテルの建て替え
帝国ホテル本館は1970年の完成から50年以上が経過する建物となり、建物の老朽化が懸念されていました。
またタワー館においても1983年の完成から40年以上経過しており、タワー館も建て替えを行います。
再開発計画によって、帝国ホテル周辺の建物を先に完成させ帝国ホテル本館の完成まで「ホテル機能を周囲のビルで補います」
帝国ホテル新本館の建て替えはこの再開発計画で一番最後となるプロジェクトであり、2036年度の完成予定となります。
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東京都内注目の都市再開発計画
東京都内では都心部を中心に数多くの再会月・都市開発が進んでいます。
特に帝国ホテルの所在地:日比谷・有楽町、東京駅周辺などでは多くの超高層ビルの建設が行われています。