2024年夏・グラングリーン大阪先行開業:大阪駅うめきた2期地区再開発計画

大阪駅北「旧梅田貨物駅」再開発計画は最終段階を迎えており、旧梅田貨物駅跡地を使用した再開発:うめきた1期で開業した「グランフロント大阪」は大阪駅北口の様子を一変させました。

そして、現在うめきた2期として残りの土地を利用した大規模再開発計画が進んでいます。

グラングリーン大阪は、うめきた2期再開発計画の名称となり、うめきた2期再開発地区の中心には、第ターミナル:大阪駅に隣接する都市公園が整備されることから「グリーン」の名称が付けられました。

都市の中心駅にこれだけの規模の都市公園が整備されるのは例がなく、大阪駅前は他の都市の駅前とは異なる街の顔になります。

先行して2024年夏に街開きが行われる予定となります。

2023年3月18日には、大阪駅(地下ホーム)が開業となり先行して街開きが行われていますが、第2期以降の今後のグラングリーン大阪のまちづくり・大阪駅・梅田周辺のまちづくり情報が注目されています。

【大阪駅(うめきた新駅)周辺:不動産投資・資産形成情報資料参考リンク】

大阪駅前再開発地域:グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)

今までうめきた2期再開発として呼ばれていたプロジェクトを正式に「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」とすることが、2023年2月7日に発表されました。

グリーンは「グラングリーン大阪」の中心部に完成する都市公園の「みどり」から付けられており、自然と都市の融合とグラングリーン大阪で過ごす時間から、新しい世界を広げてもらいたいとの想いが込められています。

公園の名称は2023年2月7日現在、(仮称)うめきた公園となっています。

プロジェクト名称うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」
計画地大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内
地区面積約91,150㎡(都市公園を含む)
敷地面積北街区賃貸棟:約8,400㎡
南街区賃貸棟:約25,260㎡
北街区分譲棟:約7,320㎡
南街区分譲棟:約5,170㎡
延床面積北街区賃貸棟:約64,200㎡
南街区賃貸棟:約314,250㎡
北街区分譲棟:約72,600㎡
南街区分譲棟:約93,000㎡
階数北街区賃貸棟:地上26F・地下3F
南街区賃貸棟:西棟(地上39F・地下3F)東棟(地上28F・地下3F)
北街区分譲棟:地上46F
南街区分譲棟:地上51F・地下2F
グラングリーン大阪公式ホームページより

設置される施設

(仮称)ネクストイノベーションミュージアム

(仮称)ネクストイノベーションミュージアムのイメージ:グラングリーン大阪公式ホームページより

グラングリーン大阪の公園内には新しい展示場、施設を建設する計画があります。

新しい製品や技術、サービス、アートなどのライフデザイン・イノベーション「モノ」や、イベント・プログラム等のさまざまな「コト」に触れられる新しい形態のミュージアムを建設する予定であると発表がありました。

大屋根施設 情報発信棟

都市公園内のまちの総合的な情報発信・案内機能、企画スペース、企業や団体向けに貸し出す多目的ギャラリーを整備する計画です。

グラングリーン大阪の全面開業は「2027年度目標」

2024年度の開業イメージ:先行して北側(右側)が開業します。
グラングリーン大阪公式ホームページより

まず先行してグラングリーン大阪の地下に完成する「大阪駅(うめきた新駅)地下ホーム」が2023年3月18日に開業します。

この駅が開業することにより、今まで大阪駅を通過していた特急電車「関西空港特急はるか・紀州路特急くろしお」が大阪駅に停車することになります。

大阪駅からの特急乗り継ぎが便利になり、また新大阪止まりであった「おおさか東線が大阪駅まで乗り入れます」

駅の開業が行われた後、2024年夏にグラングリーン大阪の北側街区が先行開業する予定です。

北街区のホテル、都市公園の一部が開業することになり、2024年から一部施設が利用可能になります。

2025年度には南街区のホテル、オフィス、商業施設や都市公園が開業することになり、全体のまちびらきは「2027年度」の予定となります。

これだけの規模の再開発が大都市の駅前で行われることは今まで例がなく、大阪駅・梅田周辺は今後も不動産開発・不動産投資の情報に注目が集まります。

【大阪駅(うめきた新駅)周辺:不動産投資・資産形成情報資料参考リンク】

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