東急歌舞伎町タワー・2023年4月14日開業:高さ225m超高層ビルオープン

「東急歌舞伎町タワー」は、JR・西武新宿駅の北側の歌舞伎町で建設が進んでいる再開発超高層ビルとなり、元々は「新宿ミラノ座」がありました場所に建設をされています。

東急歌舞伎町タワーは約225mの超高層ビルとなり、新宿駅東口方面・歌舞伎町では「最も高い超高層ビル」となります。

この東急歌舞伎町タワーは東急電鉄が手掛ける超高層ビル計画となり、東急が本拠地として再開発を行っている渋谷ではなく、新宿の最大の歓楽街「歌舞伎町」で行われていることも話題となっています。

新宿には東急の路線が乗り入れておらず、新宿でこれほどの大規模の再開発計画で「東急」の名称施設を見かけるのはとても珍しいことです。

東急歌舞伎町タワーは、2022年度内の竣工・2023年春の開業予定のビルとなり、新宿歌舞伎町に新たなランドマークが完成します。

新宿駅東口側は今まで超高層ビルが少ない地域でしたが、この東急歌舞伎町タワーの完成により新たな人の流れ・周辺の不動産開発が活発になります。

【2023年4月14日に東急歌舞伎町タワーは、オープンをすることが決定いたしました】

【このページは東急歌舞伎町タワーの場所・規模・詳細の紹介ページとなります】

【新宿駅周辺:不動産投資・資産形成・駅前レンタルオフィス情報資料参考リンク】

新宿歌舞伎町・超高層ビル:東急歌舞伎町タワー 概要

東急歌舞伎町タワー:外観(2022年5月)

東急歌舞伎町タワーは圧迫感をできる限り無くすため、建物を境界線より後ろにずらす「セットバック」を行っております。

高さは西新宿の高層ビル群に合わせた高さ、低層棟の部分は歌舞伎町の周囲のタワーに合わせた約110mに合わせています。

建物名称東急歌舞伎町タワー
住所東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1、同番3
アクセス西武新宿線「西武新宿駅」徒歩1分
JR各線・⼩⽥急線・京王線 「新宿駅」徒歩7分
東京メトロ 丸ノ内線:副都⼼線 ・ 都営新宿線 「新宿三丁⽬駅」徒歩8分
完成時期2022年度(2023年1月11日予定)
開業予定2023年春
階数・高さ地上48階・地下5階・塔屋1階・高さ約225m
敷地面積4,603.74㎡
延床面積87,421.64㎡
建築面積3,171.05㎡
入居施設BELLUSTAR TOKYO
HOTEL GROOVE SHINJUKU
109シネマプレミアム新宿
THEATER MILANO-Za
Zepp Shinjuku(TOKYO)
所有者東急・東急レクリエーション
施工清水建設・東急建設

新宿歌舞伎町周辺で「初の200m超え」超高層ビルの建設

東急歌舞伎町タワーと隣接するアパホテル歌舞伎町タワー

今まで歌舞伎町は西新宿の超高層ビルのような建物は存在せず、雑居ビル中心の建物で形成さえれていた地区となります。

高さは西新宿の高層ビル群に合わせた約225m、基壇部は約110mとすることで既存の歌舞伎町のビルの高さにできる限り合わせる対応が取られています。

東急歌舞伎町タワーが完成することで、新宿駅北側の歌舞伎町にも200m超えの超高層ビルが完成することになり、さらに歌舞伎町に多くの人の流入が見込めることになります。

周囲は歌舞伎町ということで独特の雰囲気と活気があるエリアでしたが、このビルの完成で最新設備のオフィス・商業施設が入居し、新しい街のイメージが出来上がると思われます。

東急歌舞伎町タワーには羽田空港行きのバスターミナルを設置

東急歌舞伎町タワーには羽田空港へ向かう方への「羽田空港直通バスターミナル」が設置されます。

従来新宿から羽田空港へ向かうには、

  • JR新宿駅からJR品川駅へ向かい「京急線に乗り換え」を行い羽田空港へ移動
  • 新宿駅甲州街道沿いにある「バスタ新宿」から羽田空港へ移動

これらのルートでの移動が主な移動手段となっていました。

西武新宿線の利用者にとっては羽田空港への移動は、意外と時間が掛かり乗り換えも多く不便な状態でした。

しかし、西武新宿駅すぐの場所に完成する「東急歌舞伎町タワー」に羽田空港行きのバスターミナルが新設されることで、羽田空港への移動がとても便利になります。

【東急バスホームページ:空港連絡バス・リンク】

東急歌舞伎町タワーのオープンにより注目される西武新宿線沿線の開発

東急歌舞伎町タワーがオープンする新宿区歌舞伎町の最寄駅は「西武新宿線の起点:西武新宿駅」です。

西武新宿駅は、JR・京王・小田急の新宿駅とは離れており、乗り換えを行うには徒歩で5分〜10分ほど必要になります。

そのため、西武新宿駅は単独駅のような形で独立をした駅のようになっていますが、東急歌舞伎町タワーの完成・オープンにより「西武新宿駅」が東急歌舞伎町タワーに最も近い駅となります。

注目される超高層ビルのため、最寄駅となる西武新宿駅の利用者は増えると予想をされており、注目の施設東急歌舞伎町タワーに乗り換えなしで移動が可能な「西武新宿線沿線の利用者や街の発展」が注目されます。

西武新宿線沿線では高架化事業が行われ、その際に駅前再開発工事が行われている地域も多く、東急歌舞伎町タワーまで乗り換えなしで行くことができる沿線の街にも注目です。

鉄道運営だけではない「東急」の再開発・まちづくり

東急電鉄は本拠地である「渋谷駅」を中心として、東急東横線・東急田園都市線・東急目黒線・東急大井町線・東急世田谷線などの路線を運行する東京の大手私鉄会社です。

しかし、東急の事業の主力は鉄道だけではなく、沿線の駅を中心とした不動産事業が特徴であり、現在本拠地の渋谷駅周辺では「100年に一度と言われる再開発・まちづくり」が行われています。

渋谷の街そのものが作り替えられるほどの超高層ビルが建設されており、2020年代後半には渋谷の街の景観が大きく変わります。

東急は渋谷だけではなく、東急沿線の人口を増やし魅力的なまちづくりを行うため、積極的に東急沿線の不動産開発・不動産投資を行っています。

また東急沿線以外の地域でも首都圏を中心に多くの不動産開発事業に携わっています。

新宿は東急の本拠地ではなく、乗り入れを行っている「JR」「小田急電鉄」「京王電鉄」のイメージが強い街ですが、大規模再開発・超高層ビル:東急歌舞伎町タワーのオープンにより、新宿の街に「東急」の存在感を示し、不動産開発事業・施設運営の強みを活かし事業を展開します。

東急の鉄道がない街「新宿」に東急の超高層ビル

新宿は東急の鉄道が通らない街ですが、今回新宿に「東急」の冠がある大型施設が完成することになります。

東急は「東横線」「田園都市線」などが通る「渋谷」が東急のメインとなる街であり、同じ副都心である新宿での事業展開は東急にとって大きなプロジェクトになります。

各鉄道会社は電車の運行がメイン事業にはなりますが、土地の改良・開発・不動産に関する事業を行っており、鉄道事業と同じく最優先事業の一つです。

東急は自社鉄道が通らない街であっても積極的に街の再開発を行い、街の活性化をさせていることになります。

東急歌舞伎町タワーの完成は2023年春の予定になり、正式に「2023年4月14日」のオープンとなりました。

新宿駅東口方面に新たな人の流れと周辺の開発・投資にとって良い影響があり、今後の新宿駅周辺の再開発は注目をされます。

【新宿駅周辺:不動産投資・資産形成・駅前レンタルオフィス情報資料参考リンク】

新宿駅周辺大規模再開発・超高層ビル計画

新宿駅周辺では現在注目の都市再開発事業として「小田急百貨店新宿店」「京王百貨店」の建て替え・超高層ビル計画が進んでおります。

またこれらの駅ビル再開発以外にも大規模再開発計画・超高層ビル計画が複数同時に行われており、今後も新宿周辺の不動産開発・不動産投資・オフィス需要には特に注目が集まります。

2020年10月に小田急ハルクに一時移転・超高層ビルへの建て替え工事が始まった小田急百貨店新宿店です。
小田急百貨店のとなり、京王百貨店でも超高層ビル計画があります。
新宿駅東口「ルミネエスト新宿」も超高層ビル計画があります。完成すると新宿駅の東西に200mを超える超高層ビルが建つことになります。
東京都市レポート:最新情報
    NO IMAGE