東武東上線:大山駅付近では鉄道駅を立体交差化にした工事が2022年7月28日から始まりました。
大山駅を含む、約1.6キロを地上の線路から高架に切り替える工事となり、完成予定は2030年度を予定としています。
この高架工事により、大山駅周辺の踏切が8ヶ所が廃止となり、駅の南北で分断されていた市街地と周辺の交通渋滞が改善されることになります。
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【東京都内:不動産投資・資産形成情報資料参考リンク】
東武東上線:大山駅の高架駅工事計画
計画名 | 東武鉄道東上線(大山駅付近)連続立体交差事業 |
事業区間 | 東武東上線:下板橋駅〜中板橋駅・約1.6キロメートル |
廃止対象踏切 | 8ヶ所 |
事業費 | 約428億円 |
工事着工 | 2022年7月28日 |
完成時期 | 2030年度(予定) |
東武東上線は起点の池袋駅から埼玉県の小川町、更に埼玉県深谷市の南にある寄居駅までを結ぶ、関東地方の私鉄路線でも長い距離を走る鉄道路線です。
起点の池袋駅だけでなく、和光市駅から分岐して「東京メトロ有楽町線」「東京メトロ副都心線」その先の「東急東横線」「みなとみらい線」にも乗り入れ、横浜方面にも向かうことができる路線です。
利用者も当然多く特に池袋に近い東京都・埼玉県エリアでは、住宅地と「副都心・池袋」間で高頻度の運転がされています。
高架駅化・高架線化される大山駅周辺は、直接の東京メトロとの直通には関係のない路線ですが、沿線には住民が多く高頻度で運行されています。
そのため、鉄道運行本数が多く「開かずの踏切」として、地域分断と交通渋滞の原因となっていました。
この問題を解消するため、2022年度より工事が始まり、2030年度の完成を見込んでいます。
大山駅周辺の再開発
大山駅周辺は板橋区内でも多くの人が集まる活気のある街です。
駅が高架化をされることは、駅だけでなく駅前広場の整備も同時に行われることになり、駅前広場の整備を行う場合、周辺の道路整備・土地整備も行われることになり、駅前再開発が注目をされます。
新しい商業施設や周辺の道路状況も改善されるため、長期的な工事が必要ですが周辺住民の方にはとてもメリットがあります。
大山駅は池袋駅から3駅目となり、ターミナル駅からも近く利便性も良いため、板橋区内でも注目をされる地域になると思われます。
【東京都内:不動産投資・資産形成情報資料参考リンク】
東京都内の鉄道立体交差事業
東京都内では東京都が中心となり、鉄道を道路の立体交差化を進めています。
渋滞や鉄道の遅延は経済損失を生むとされ、早期の改善が望まれています。
一方、東京都内での鉄道立体交差化は沿線に多くの住民がいる過密地域で行われているため、工事期間も長く、費用も高額となるため一気に進めることは難しく、少しずつ着実に進められています。