首都高速晴海線延伸計画:晴海線と都心環状線との接続計画

首都高速晴海線延伸計画は、首都高速道路湾岸線から分岐する「首都高速10号晴海線」の都市高速道路延伸計画です。

晴海線は首都高速道路湾岸線の「東雲ジャンクション」から分岐し、東京の湾岸エリアを通り「中央区晴海」に至る高速道路となり、途中には「豊洲出入口」「晴海出入口」が設置されています。

2009年には豊洲出入口、2018年には晴海まで延伸し、晴海出入口が設置されましたが、その先の都心環状線に接続する計画がありますが、工事開始時期などの具体的な日程は示されていません。

しかし、首都高速晴海線は旧築地市場地下の一部を通りながら都心環状線への接続が計画されており、決定した都心環状線の新しいルート「新京橋連絡路」の設置と同時に計画が進められる可能性があります。

首都高速晴海線の通る東京の湾岸エリアはタワーマンションが数多く建設され続けており、人口が急増しているため、晴海線は多くの利用者が見込める都市高速道路として建設の期待が高まっています。

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首都高速晴海線延伸計画

計画名首都高速道路10号晴海線延伸計画
延伸計画区間晴海出入口〜都心環状線
沿線自治体東京都江東区・東京都中央区
開通時期未定

首都高速晴海線の延伸・都心環状線方面への新しいルート設置計画

首都高速晴海線延伸計画は、首都高速道路10号晴海線の晴海出入口から首都高速道路都心環状線を直接接続する首都高速道路の延伸計画です。

首都高速道路都心環状線は慢性的な渋滞が発生する全国屈指の渋滞する道路となりますが、首都高速全体の放射線状延伸・首都高速中央環状線・東京外環自動車道(外環道)の整備などにより、徐々に長時間の渋滞区間を解消してきました。

しかし、首都高速道路湾岸線から都心環状線へ抜ける首都高速道路台場線「レインボーブリッジ」から都心環状線に至る区間は変わらず慢性的な渋滞が発生しています。

都心環状線と湾岸線を直接繋ぐルートは、

  • 首都高速道路9号深川線(箱崎ジャンクション〜辰巳ジャンクション)
  • 首都高速道路11号台場線(芝浦ジャンクション〜有明ジャンクション)

この2つのルートとなりますが、箱崎ジャンクション・芝浦ジャンクションは首都高速の中でも特に渋滞が発生する区間として知られています。

首都高速道路晴海線が都心環状線と接続をすることで、都心環状線と湾岸線を繋ぐルートが新たに増えることになり、箱崎ジャンクション周辺・芝浦ジャンクション周辺の渋滞の緩和に繋がるとされています。

首都高速道路の交通円滑化は東京の都市交通整備が整うことになり、首都圏の経済活性化に良い影響があります。

首都高速道路10号晴海線とは

首都高速道路10号晴海線は「首都高速道路湾岸線・東雲ジャンクション」から東京都江東区・中央区を通り「晴海出入口」までを繋ぐ都市高速道路です。

2009年に豊洲出入口、2018年に晴海出入口が完成している状態となり、現状は湾岸線以外どの首都高速にも接続していないため、片側1車線ずつの道路となっています。

この区間では渋滞が発生することはまずありません。

しかし、首都高速道路晴海線を通る沿線の人口が増加し続けており、晴海出入口から先にそのまま接続する一般道「晴海通り」は銀座・日比谷・霞ヶ関などの都心に一本で繋がる道路となり、利便性がとても高い道路です。

都心環状線の渋滞を回避するためにこの晴海線を利用するドライバーも多く、首都高速道路では湾岸線のみに接続されている晴海線ですが、利便性の高い道路となっています。

東京ビッグサイト方面への出入口設置も検討

首都高速道路晴海線は東雲ジャンクションから豊洲・晴海に抜ける道路となりますが、東雲ジャンクションの反対側には東京ビッグサイトが立地しています。

東京ビッグサイトは多くの人を集客可能な国内最大級の展示場でありますが、首都高速を使用しての車での来場は、既存出入り口からでは大回りが必要です。

そのため、東京ビッグサイト付近に新たな出入口を設置する計画も浮上しており、晴海線を逆に延伸する形で「東京ビッグサイト出入口」を将来的には設置されるかもしれません。

首都高速道路晴海線の沿線人口が増加・今後の街のポテンシャルに注目

首都高速道路晴海線の沿線は「東京の湾岸エリア」となり、海や運河に面した工場などが設置されていた地域でしたが工場が撤退したのち、大規模なタワーマンションや商業施設が設置されています。

特にタワーマンションなどの大規模住宅が増え続けており、首都高速道路晴海線沿線の「東京都中央区」「東京都江東区」は人口が急増しています。

全国的に人口が減る中、この地域には新しい小学校・中学校・保育所などが新しく設置されており、単に人口が増えているだけではなく「若い人の流入が特に目立つ注目の地域」となっています。

この地域は鉄道駅から少し距離がありますが、2020年に湾岸を通る新しいバス交通「東京BRT」の運行が始まり、徐々に運行本数や運行ルートが増加しています。

そのため、中央区・江東区の不動産再開発・不動産投資・住まい情報には今後も注目が集まっており、更に晴海線の延伸計画だけではなく、新しい地下鉄の設置構想「臨海地下鉄」などの構想が中央区・江東区・東京都が検討を始めています。

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