2031年度目標・さいたま市役所の移転再開発:浦和からさいたま新都心駅前に新築移転

さいたま市役所移転:新庁舎建設計画として、2023年現在の浦和駅前ではなく、さいたま新都心駅南東:さいたま新都心バスターミナルほか街区(さいたま市大宮区北袋町1丁目)に移転をすることを2022年4月に決定しています。

全国的に市役所・区役所・役場の耐震など災害面に対処できる行政機能の施設を整えるため、庁舎の建て替えや移設が進んでいますが、政令指定都市:さいたま市も例外ではありません。

さいたま市は浦和市・大宮市・与野市が合併して政令指定都市さいたま市として発足しましたが、人口は合併時の103万人より更に約30万人増え、2023年時点で130万人を超える大都市となっています。

これだけの人口を抱える都市となると、市役所・区役所の庁舎整備も特に重要となりますが、さいたま市の市役所は浦和市・大宮市・与野市の中で最も築浅であった「旧:浦和市役所を使用した市役所」で行政機能を維持していました。

さいたま市役所のさいたま市の中心部である「さいたま新都心」に移転することにより、市民にとって利用しやすく、建て替えにより耐震を備えた災害に強い庁舎が完成することになります。

さいたま新都心は東京都心の国の機関や埼玉県の行政機関を移転することで発展した街であり、さいたまスーパーアリーナやコクーンシティなどの集客力のあるイベント施設や商業施設がある魅力ある街でもあります。

さいたま市役所の移転により、より活気あるまちづくりが期待されています。

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さいたま市役所移転:さいたま市新庁舎建設計画

計画名さいたま市役所移転:さいたま市新庁舎建設計画
所在地埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目603番地1・2
建物の規模未定
工事開始時期未定
移転・業務開始時期2031年度目標

旧:浦和市役所を使用しているさいたま市役所の移転

さいたま市資料より新しいさいたま市役所のイメージ

さいたま市役所の移転計画は、現在浦和駅前にある旧:浦和市役所からさいたま新都心駅南東地区「大宮区北袋町1丁目」に移転をさせる計画となります。

場所は「さいたま新都心駅バスターミナル」が設置されている一帯となり、バスターミナルと隣接する形でさいたま市役所が移転、新築を行います。

2023年時点のさいたま市役所は、さいたま市が合併した際の浦和市・大宮市・与野市の市役所で最も築浅であった浦和市役所を使用した市庁舎となっており、いずれ建物の老朽化により建て替えの計画がありました。

新しく移転を行う形も検討され、さいたま市や国が進める首都圏の新都心計画「さいたま新都心」の街開きにより、国の機関や埼玉県の機関がさいたま新都心周辺に移転し、さいたま市役所も2022年にさいたま新都心に移転をすることが発表されました。

場所はさいたま新都心駅東口方面:コクーンシティの南側となり、駅からほど近い利便性の良い場所となります。

市役所の移転、新庁舎での業務開始時期は「2031年度」を目標しており、旧:浦和市役所は浦和駅から徒歩圏内ですが距離があります。

新しいさいたま市役所はさいたま新都心駅東口から徒歩5分ほどの場所になるため、市役所への駅からの利便性が向上します。

【さいたま市役所移転:さいたま市新庁舎基本構想へのホームページリンク】

埼玉県・さいたま市の中でも中枢となる街:さいたま新都心

さいたま新都心駅改札

さいたま新都心は元々国鉄の操車場跡地を使用した広大な土地に新しく街を設置して街開きが行われた街です。

さいたま新都心には東京都心から移転した国の機関、企業などが移転をし、現在ではさいたま市の中心市街地の一部となっています。

また行政機関だけではなく、大規模イベント施設:さいたまスーパーアリーナやさいたま新都心駅東側の大型商業施設:コクーンシティなどの商業施設が設置されています。

【さいたま新都心に設置されている主な施設】

  • NTTドコモさいたまビル
  • NTT東日本さいたま新都心ビル「さいたまメディアウェーブ」
  • ランド・アクシス・タワー(明治安田生命さいたま新都心ビル)
  • JR東日本さいたま新都心ビル
  • 日本郵政グループさいたまビル
  • さいたま新都心合同庁舎1号館
  • さいたま新都心合同庁舎2号館
  • さいたまスーパーアリーナ
  • コクーンシティ
  • 首都高速道路埼玉新都心線

さいたま新都心の街開きにより、さいたま新都心エリアの西に隣接する「JR埼京線:北与野駅」だけでなく、宇都宮線・高崎線・湘南新宿ライン・京浜東北線の停車駅(後に上野東京ライン)「さいたま新都心駅」が設置されました。

さいたま新都心駅は埼玉県内屈指の利用者が多い駅となり周辺人口も急増しており、現在も利用者が増えている駅となります。

さいたま新都心はさいたま市発足以前から栄えている街、浦和と大宮に挟まれたさいたま市の中心部という立地を活かし、これからも発展の見込みがある街となり、さいたま市役所の移転により不動産開発や不動産投資にも注目が集まります。

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