明治通りバイパス道路・雑司が谷区間は、豊島区内で行われている都道の整備工事となります。
明治通りは東京23区内の主要幹線道路として、東京都港区南麻布から「渋谷」「新宿」「池袋」の東側を通り、北区王子駅前から墨田区東向島を越え、最終的に江東区夢の島に至る約33.3キロメートルの長い道路です。
東京の主要道路は、名古屋・京都・大阪などの「碁盤の目」のような道路配置とは異なり、皇居を中心に「円を描く環状道路」を基本として整備されており、明治通りは「環状5号線」として当初は整備されました。
現在では環状5号線に指定されているのは「荒川区」の一部分となり、認知度としては「明治通り」という道路名が定着しています。
明治通りは東京23区内の主要道路となり慢性的な渋滞が課題となっているため、令和の時代となった現在でも道路整備が続けられています。
明治通りバイパス(雑司が谷区間)は「豊島区千登世橋交差点」から「東池袋」の交差点までの区間となり、都電荒川線に併設または地下を通る計画となり完成は2028年3月の予定となっています。
この道路の完成により明治通りの渋滞解消が期待され、車で都内を移動する際の交通網が整備されることになります。
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明治通りバイパス道路・東京都豊島区雑司が谷区間の建設
工事計画名 | 環状5の1号線(雑司が谷)地下道路整備工事 (東京都市計画道路完成街路環状5の1号線) |
整備区間 | 豊島区高田3丁目地内から豊島区東池袋2丁目 |
完成予定 | 2028年3月予定 |
道路規模 | 地上区間:延長約1,400m・2車線および4車線 地下区間:延長約845m・2車線 |
池袋駅前の道路渋滞緩和となる「明治通りのバイパス事業」
明治通りバイパス道路・東京都豊島区雑司が谷区間(環状5の1号線(雑司が谷)地下道路整備工事)は、豊島区千登世橋交差点から豊島区東池袋まで開通させる計画です。
明治通りは東京都心部を通る交通量が多い環状道路となり、地上部では多くの車が行き交う路線、地下では池袋駅付近から渋谷駅付近までは東京メトロ副都心線が地下を通ります。
明治通りは新宿駅東の千駄ヶ谷区間のバイパス「千駄ヶ谷ぎょえんトンネル」が2023年に開通を行っており、この区間の開通により新宿三丁目の渋滞ポイントを通らずに新宿駅東側の南北移動がスムーズになりました。
千駄ヶ谷区間は西端で「新宿御苑」と重なり自然環境保護の面から計画が変更された経緯もあり、難工事となりましたが無事に開通しています。
都電荒川線(東京さくらトラム)地下にバイパス地下道路を建設
豊島区のバイパス区間となる「雑司が谷区間」は千駄ヶ谷区間以上の難工事とされており、都電荒川線(東京さくらトラム)の地下に道路を通す難易度の高い工事となっており、慎重に工事が進められています。
難工事の理由として、地下道路の更に下には「東京メトロ副都心線」の地下鉄が通るため、地上道路と地下鉄に挟まれる場所に新しい道路を建設するからです。
また区間の周辺では超高層タワーマンションなどの大規模再開発・まちづくりも進められており、この道路工事の沿線の景観は将来大きく変わることになります。
豊島区東池袋周辺・明治通りバイパス周辺は不動産開発・不動産投資に注目されているエリアとなるため、今後の街の発展・情報には注目が集まります。
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