新京成線が京成松戸線に路線名変更:2025年4月1日より営業開始

千葉県内を運行する私鉄路線「新京成電鉄」が京成電鉄と合併し「京成松戸線」として運行されることが決定いたしました。

2025年4月1日より京成松戸線として新しい路線名となり、新京成電鉄は合併後に会社解散を行います。

新京成線が京成松戸線となることでダイヤ改正などは行われる予定はなく、利用者にとっては路線名の変更が行われるくらいとなりますが、新京成線の名称が無くなることで表記などの変更作業が必要になります。

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新京成線からの路線名変更:京成松戸線とは

路線名京成松戸線(2025年4月1月より)
新京成線(2025年3月31日まで名称使用)
路線距離約26.5キロ
駅数24駅
主要駅松戸駅:乗り換え(JR常磐線各駅停車・JR常磐線快速)
八柱駅:乗り換え(JR武蔵野線)
新鎌ヶ谷駅:乗り換え(北総線・東武アーバンパークライン)
北習志野駅:乗り換え(東葉高速鉄道)
京成津田沼駅:乗り換え(京成本線・京成千葉線・JR総武線各駅停車・JR総武線快速)

新京成電鉄が運行する新京成線は千葉県の松戸駅から北総線との乗り換え駅「新鎌ヶ谷駅」を経て、同じく千葉県の京成津田沼駅を運行する路線です。

千葉県の平地を直線ではなくカーブが多い路線として知られており、24駅・約26.5キロの路線です。

元々は軍事用の線路を活用した路線となり、カーブが多い理由はこの為と言われています。

しかし沿線は住宅街が広がっており、利用者数は多く東京郊外を繋ぐバイパス路線として重要な鉄道となっています。

この路線の性質上、全路線を乗り通す人は少なく現状急行などの優等列車を運行する予定はありません。

新京成電鉄が親会社:京成電鉄に吸収合併

新京成線の高根木戸駅
2025年4月1日より京成松戸線の路線名に変更

新京成電鉄は京成電鉄の100%子会社として2022年9月より経営を行っておりますが、業務効率化などを求めた結果、親会社京成電鉄に吸収合併されることで新京成電鉄は消滅することになります。

新京成電鉄の名称が消滅するため、鉄道路線名「新京成線」も「京成松戸線」に名称変更が行われることが決定しています。

【新京成電鉄公式ホームページ:京成電鉄と新京成電鉄の鉄道事業の合併認可についてへのリンク】

京成松戸線に変更になっても地域住民への影響は特になさそう

2025年4月1日より、新京成線が京成松戸線に路線名変更になりますが、路線名が変更になっても地域住民などの利用者には特に影響がないと言われています。

路線名が変更になってもダイヤ改正は行われない予定であり、地図などに表記されている路線名が変更になる程度です。

しかし路線名表記の変更により、新京成線の路線名を使用しているお店など、鉄道路線変更に伴う各種変更を行う必要があるため費用が必要になります。

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