コロナ禍の影響で働き方、運営などの方針が大きく変化した企業も多くありますが、東京では依然多くの再開発が行われております。
首都東京には日本中・海外の資本が集中され、国内の他都市とはやはり土地開発・再開発の規模が違います。
東京都内は今後、定住者人口・就労者人口が集中し、資本が集まりやすい地域は多くの投資を行う価値のあるエリアです。
その中でも特に注目をされている都内の再開発エリアがあります。
東京駅・大手町「丸ノ内・八重洲周辺」
東京駅・大手町周辺は「日本最大のビジネス街」と言われ、多くの企業の本社機能が集中するエリアです。
JR東京駅は日本で最も鉄道の発着数が多いと言われ、1日に3,000本以上が発着する駅です。
日本最大のホーム数の駅であり、乗り入れる路線数も多いのが特徴です。
- 中央線
- 山手線
- 京浜東北線
- 東海道線
- 上野東京ライン(宇都宮線・高崎線・常磐線)
- 総武線快速
- 横須賀線
- 京葉線
- 東海道・山陽新幹線
- 東北・上越・北海道・北陸・山形・秋田新幹線
- 東京メトロ丸ノ内線
東京駅近隣の「地下鉄大手町駅」を加えると、更に多くの駅と接続しています。
特に東京駅八重洲口方面は中小の雑居ビルが多く、現在それらをまとめ、東京駅前の大きな土地の利用した大規模再開発計画が進行中です。
特に東京駅日本橋口に建設される「TOKYO TORCH:トウキョウトーチ」は高さ約390mとなり、竣工済みのビルでは日本一の高さの「大阪市:あべのハルカス 高さ300m」を超え、現在建設中の「港区:虎ノ門・麻布台プロジェクトメインタワー 高さ320m」を超えて、将来の日本一の超高層ビルになることが決定しています。
虎ノ門・麻布台エリア
日本最大の官庁街を構成する虎ノ門、虎ノ門に隣接する麻布台では東京都内最大規模の再開発プロジェクト「虎ノ門・麻布台プロジェクト」が建設中です。
このメインタワーはまだ工事中となりますが、先日「高さ320mのビルとなり日本一高い超高層ビル」となり、大阪市の「あべのハルカス:高さ300m」を超えたとニュースで取り上げられておりました。
開発面積が広く、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と地下道で直接「虎ノ門・麻布台プロジェクト」と繋がります。
神谷町駅方面と六本木一丁目方面との行き来もしやすくなります。
赤坂・溜池山王エリア
赤坂・溜池山王は「官庁街:永田町」に隣接したエリアとなり、また各国の大使館なども集中する地域となり政治・経済・国際交流が活発な地域です。
東京の古くからのビジネス街ということもあり、建物の老朽化・地区一帯の再開発が以前から必要な地域でした。
赤坂・溜池山王も数多くの再開発計画があります。
品川・高輪ゲートウェイエリア
東京都心南部にある大ターミナル駅「品川駅」「品川駅の北:東京車両センターの跡地再開発に開発される高輪ゲートウェイシティ」は羽田空港にも近く、国内・国外の行き来がしやすい利便性がとてもよい地域です。
品川駅は既存の「東海道新幹線:全停車駅」「建設中のリニア中央新幹線の始発駅」となり、さらに品川駅・品川駅周辺の再開発が進んでいきます。
特に高輪口(西口)は以前からの品川駅のメインゲートとなり、老朽化した建物が多かったのですが、高輪口一帯を再開発する計画が進んでいます。
品川駅は、
- 京急本線の地上駅化・高架橋建設・ホーム増築
- 高輪ゲートウェイ方面と繋ぐ「品川駅北口」の整備
- 品川駅改札内北の駅ナカ施設の建設
など、品川駅の周辺だけでなく、品川駅の駅施設そのものの開発が進んでいます。
東京オリンピック2020で注目「晴海・勝どき」
東京オリンピック2020の選手村で注目をされた「晴海」は選手村跡地を分譲・賃貸マンション・学校・商業施設などを建設し、一つの街を作る計画です。
また晴海よりも都心に隣接する「勝どき」では、高層タワーマンションが乱立しており、今後もタワーマンション建設を中心とした再開発が行われます。
東京都心に近い立地を活かし、高層タワーマンションや交通の整備が重点的に行われる地域のため、東京都内でも利便性が格段に良くなる地域の一つです。
開発が進む「東京23区」
人口が減る世の中となり数年が経ちますが、依然として「東京への一極集中」の傾向は変わりません。
日本全体では人口減少が始まっておりますが、東京は今日でも人口が増え続け、死亡者がピークと予想される2045年の時点で現在の2022年より「人口が増える区」が存在する予想です。
人口減の世の中になっても、人や資本が集まる大都市東京は、日本国内の仕事や投資において今後もチャンスが多い街となります。